【ポジティブパワー、ネガティブパワー】

こんな風景に出会いました。

「何で、あんな子に負けるの。どうして」

と小さな女の子を責める母親。

「悔しい。。。。」

と涙を流す女の子。

おかしな、違和感を感じる。

親なら

「良く頑張った。でも、相手の方が、もっと頑張ったのかもしれない。

また、一生懸命頑張ろう。○○（スポーツ）、好きでしょう。」

と、励ましてあげなければ、その小さな子は、その負けた相手に対して敵対心しか

もてなくなり、本来、何故その競技をしてきたのかという目標を見失ってしまうと

思いました。

人の子ながら、おかしな風に育っていかないよう、祈るような気持ちでした。


相手に勝つ、ということを目標にしてしまうと、その目標を達成した時に、

燃え尽き症候群になりがちとききます。

でも、その競技を極めたい、好きだからもっとうまくなりたいと思うと、相手は、

目安になったとしても関係なくなります。

うまくなる、競技を極めるという目的の先での勝負ですから、

最終的に自分との戦いになるのですね。

その世界では、一生懸命努力して、競技で精一杯戦って、勝敗がついたとしても、

爽やかな印象をのこすでしょう。

相手に勝つことや、見返してやろうということを目標に出るパワーをネガティブパワー。

相手ではなく、自分が進むべき道を究めていく努力をする時に出るパワーをポジティブパワー。

仕事も、ポジティブパワーでいきたいものです。



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タグ：燃え尽き症候群 勝負